日帰り手術ができる眼の病気
入院せずに日帰りで手術が可能。
早期の治療・手術で目を守りましょう！
目に異常を感じても眼科に行くのが億劫で先延ばしにしていませんか？ 目の病気のなかには自覚症状がでにくく、異常に気付いたときにはすでに病状が進行していることがよくあります。
しかし、加齢によって多くの人がかかりやすい目の病気には、治療も手術もわずかな時間で終わってしまうものもあります。手術といっても日帰りで済んでしまうケースも多いので、あまり深刻に考えず、まずは診察にお越しください。
当院で日帰りの可能な目の手術
当院では白内障手術・硝子体手術をそれぞれ日帰りにて実施しています。
病気があるからといってすぐに手術が必要というわけではありません。患者さんの症状の進行具合や将来の見通し、社会生活や職業、患者さんの要望などを総合的に考慮し、治療方針を検討していきます。
当院では、患者さん一人一人に合わせた説明やアドバイスを提供しております。お気軽にご相談ください。患者さんと共に、適切な治療方法を見つけるために協力していきます。
白内障手術（多焦点眼内レンズにも対応）
白内障手術では、水晶体が袋のような構造である嚢（のう）に包まれています。手術では、まず嚢の表面（前嚢：ぜんのう）を円形に切り取り、その後中にある水晶体を取り除きます。その後、嚢の中に眼内レンズを挿入します。
白内障手術を受ける場合、通院から帰宅までの目安は1時間半〜2時間です（手術時間は10～20分です）。ただし、手術の進行状況や内容によっては、予定時間よりも長くなることがあります。硝子体手術（網膜前膜、黄斑円孔、網膜剥離、糖尿病網膜症）
硝子体手術は、硝子体組織が何らかの原因で網膜を引っ張ったり、炎症を持続させたり、混濁や出血を引き起こすことで網膜への光の通過を妨げる場合に行われる手術です。
網膜硝子体手術は、糖尿病網膜症、硝子体出血、網膜剥離、黄斑円孔、黄斑上膜、網膜血管疾患（網膜静脈分枝閉塞症・網膜中心静脈閉塞症）、硝子体混濁（ぶどう膜炎）など、さまざまな疾患に対して有効です。
※日帰り手術は、術前の検査、術後の経過観察が必要です。
