近視進行抑制

低年齢化が進んでいる近視

低年齢化が進んでいる近視

近くのものはよく見えるが、遠くのものはぼやけてよく見えない近視。それは通常網膜上に焦点をぴったり合わせる正視と異なり、網膜上の前で焦点を結ぶ症状です。遠くを見る場合は焦点が合わないため、ぼやけて見える状態になります。

近視の原因は遺伝と環境が影響しているといわれ、大半が軸性に分類される遺伝性の近視の場合、眼軸長の伸長をいかに抑制できるかが近視の進行を抑えるポイントになっています。

スマホやゲームのおかげで、世界的に増加傾向にある近視の患者さんは低年齢化が進んでいるといわれています。発症年齢が低いほど進行しやすく、強度の近視になりやすいお子様の近視。眼軸長が過度に伸展することで、将来的に網膜剥離、緑内障、飛蚊症、黄斑変性症の発症リスクも高まります。当院ではお子様の将来のリスクを考えて、近視進行の抑制治療を行っています。

近視進行抑制の方法

当院では点眼治療(マイオピン点眼)、オルソケラトロジー(就寝時のコンタクトレンズ)、行うことで近視の進行を抑制しています

1.点眼治療(マイオピン点眼)

小児期の近視進行を抑制するために配合された点眼薬「マイオピン」を毎晩寝る前に両目に1滴ずつ点眼することで、近視の進行を抑えます。点眼薬のマイオピンは副作用がほとんど皆無で近視の進行を平均60%軽減。アレルギー性結膜炎や皮膚炎を引き起こさない、眼圧に変化がないことなどの臨床結果が出ている薬です。

点眼治療(マイオピン点眼)

点眼治療(マイオピン点眼)は未承認医薬品になります。詳細はこちら

2.オルソケラトロジー(角膜矯正による視力補正治療)

オルソケラトロジー(角膜矯正による視力補正治療)

就寝中にオルソケラトロジーという角膜矯正用のコンタクトレンズを装用し、角膜の形を変化させることで視力を改善。日中裸眼で過ごすことが可能になる近視矯正法です。

費用

マイオピン

検査・診療 1,100円
マイオピン0.01% 1本 3,360円
マイオピン0.025% 1本 4,043円

オルソケラトロジー

初年度15,5500円(両眼)(税込)
下記内訳になります。

適応検査&トライアル装用 5,500円
お試し装用 50,000円/両眼(1ヶ月程度)
治療の継続 100,000円(初年度)

下記は治療費用に含まれます。

  • 1年間の定期検査代
  • レンズに必要なケア用品

その他の費用

定期検査 5,500円(2年目以降)
レンズの買い替え 35,000円/1枚(2年毎)
レンズの破損・紛失時 35,000円/1枚

※金額は全て税込みです。

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