流行性角結膜炎や咽頭性結膜炎、急性出血性結膜炎があります。
1.流行性角結膜炎(はやり目)
アデノウイルス8型の感染で発症。感染後1~2週間後に目の充血、目ヤニ、涙、まぶたの腫れが出て、角膜の炎症によって目がかすむこともあります。抗生物質の点眼薬を使いますが、治るまでに2~3週間かかります。伝染力が強いので、ほかの人に移さないよう、気を付ける必要があります。
2.咽頭性結膜炎(プール熱)
アデノウイルス3型の感染で発症。抗生物質の点眼薬を使いますが、治るまでに2週間ほどかかります。プールでかかることが多いので、要注意です。
3.急性出血性結膜炎
エンテロウイルス70型に感染して発症。白目に出血、充血と目ヤニが出ます。抗生物質と抗炎症薬の点眼で治療しますが、治るまでに1~3週間かかります。伝染力がすごく、周囲の人に感染しやすいので注意が必要です。